革製品で裁断作業が行われている製品は、主に鞄・靴・手袋・ランドセル・財布・靴底・天然皮革・革小物・革シートなどがあります。刃型にはスウェーデン鋼刃型が用いられることが多いですが、加工材の状態や作業場の環境、職人の感覚などによって、あらゆる刃型が使用されています。
スウェーデン鋼刃型には、ナイロン板と合成ゴム板(合成板)がおすすめです。
ナイロン板は油圧クリッカーなどのプレス機でよく使用され、刃離れの良さと耐久性に優れています。
合成ゴム板は、ゴム成分がクッションになって刃当たりの良さと刃こぼれしにくい特長を持っています。
オプションとしてベニヤ板を貼り付けて板反りを防止出来ます。板表面が摩耗しても再研磨して新品同様の表面で使えるので人気となっています。
鍛造刃型・火造り刃型には、半硬質PVC板(ゴム板)がおすすめです。
ダイトの半硬質PVC板は季節に応じた硬度を複数種類ご用意しているので、使い分けることで作業効率を維持することができます。小型機械を用いたハンドプレス裁断ではとくに使いやすさが光ります。
刃型ではなくナイフなどを用いた手裁断(手断ち)なら、半硬質PVC板(ゴム板)の薄い6mm板や、軟質の透明ビニール板が好まれています。
ダイト独自の技術と豊富なノウハウできっとお力になれると思いますので、ぜひお気軽にご連絡ください。